賃貸物件の所有者様には
建物の
維持管理責任が発生します。
1.快適
共用部を美しく保つ為の清掃や、共用部の設備(電球)や給排水設備の洗浄等、専有部分にある設備(給湯器やコンロ等)の修繕義務等の入居者が快適に過ごせる目的の日常の維持管理です。2.安全
建物そのものの劣化や不具合が事故に繋がらないようにする目的の安全の為の維持管理です。 建物そのものの劣化や不具合が事故に繋がらないようにする目的の維持管理について考えておきましょう。【安全の為の維持管理】
壁が劣化すると、落下事故を起こす事があります。 落下物で人にケガをさせたり、車等を破損した場合は物件の所有者の責任になります。 過去には死亡事故の例もありますので、特に注意しておく必要があります。
【2次被害防止の維持管理】
屋上の防水機能が劣化すると雨漏りを起こします。 雨漏りで入居者の持ち物に損害が及んだ場合は所有者の責任になります。 被害にあう物は、買い替えれば大丈夫という物ばかりではありません。
資産価値の維持
建物の寿命を延ばし、資産価値を維持する
どんな建物も必ず劣化していきます。その劣化に対して適切に行う工事が必要になります。特に防水、塗装、設備のメンテナンスを定期的に行い、建物を美しく保つことで入居率のアップと資産価値の向上になります。建物の価値は、固定資産税だけを見ると年数と共に下がっていきますが、大規模修繕工事を入れる事によって、入居者にとっては綺麗で長く安心して住める状態に出来、所有者にとっては資産運用していくうえでの建物の財産としての価値を維持する事が出来ます。